子どもの最善の利益を考慮した保育とは

子どもの最善の利益を考慮した保育とは

 一人ひとりを大切にする保育、つまり保育所保育指針に「保育所保育の目的」として掲げられている「子どもの最善の利益」を考慮した保育は、日本が1994年に批准した「児童の権利に関する条約」に謳われている主旨のひとつであり、わたしたち保育者が保育の基礎とし、日々実践している保育そのものだと考えています。
 「子どもの権利条約」(児童の権利に関する条約の通称)を身近な存在として捉え、活用し、理解を深めることで、決して難しいものでないことがわかります。日々の保育に役立ててほしいと願い、保育通信とあおむし通信にコラムを掲載しました。
 このコラムを、『コミックで発信☆保育に活かす<子どもの権利条約>…「保育通信」より…』と題して1冊の本にまとめ、株式会社エイデル研究所より出版いたしました。
 保育者から寄せられた〈子どもの権利〉にかかわるエピソードが、4コマ漫画と短いコラムによって紹介され、論考、座談会、関連資料とあわせて〈子どもの権利条約〉と保育現場とのつながりが解りやすく説かれています。
会員ページでは、コラムや、国際委員会が保育通信で掲載した子どもの権利条約に関する記事をご覧いただけます(保育通信2014年6月号・7月号・12月号、2015年4月号、2017年4月号、2021年12月号)。興味がある方はこちらもぜひご覧ください。
子どもの権利条約について詳しく知りたい方はこちら