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Report
2026.03.05
大分県私立保育協議会青年部活動報告
1 はじめに
大分県私立保育協議会青年部は、急速に進む少子化や人口減少、保育人材不足、保護者支援の多様化といった保育現場の課題を見据えながら活動を進めてきました。園を取り巻く環境が大きく変化する中で、青年部として大切にしてきたのは、「保育の専門性を、園の中だけで完結させず、地域へどうつなげていくか」という視点です。
感染症流行後の生活様式が定着し、保護者の価値観や不安の状況も変化する一方で、現場では職員の業務負担増加や人材確保の難しさが続いています。そのような中で青年世代の保育者が集い、「現場起点で学び、つながり、地域に還元する」ことを共通の軸として、学び合いを重ねてきた1年でした。令和7年度は特に、①学びの質を高める研修、②園同士の横のつながり、③保育の価値を社会へ伝えること、の3点を重点に取り組みました。
2 組織体制と会議運営
青年部の活動は、役員会を中心に、研修・視察・広報・プロジェクト担当が連携しながら進めてきました。会員それぞれの得意分野や関心を生かし、無理のない役割分担を心がけることで、継続的な活動が可能となっています。
役員会は 2025年4月15日を皮切りに、5月17日、 6月17日、8月5日、10月27日、2026年1月16日、 2月19日と計7回開催し、事業の進捗確認や課題整理、次の活動へのつなぎを丁寧に行ってきました。また、全体会議は4月30日、7月1日、9月12日、 12月16日に開催し、2026年3月には第5回開催を予定しています。三役会議についても、必要に応じて随時開催し、柔軟な意思決定を行ってきました。
これらの会議は単なる報告の場ではなく、各園が抱える悩みや課題を持ち寄り、次の研修や実践につなげていく「対話の場」として機能しています。人材定着や処遇、ICT活用、保護者対応など、日々の園運営に直結するテーマについて率直に意見を交わし、各園が自園のあり方を見直すきっかけとなりました。
3 研修・視察を通した学び
2025年8月に開催した全体研修会では、現場の負担軽減と保育の質の両立をテーマに、記録や情報共有のあり方、職員同士が支え合う体制づくりについて学びました。業務が属人化しやすい保育現場において、園全体で子どもの姿を共有し、チームで育ちを支えることの大切さを改めて確認する機会となりました。参加者それぞれが学びを自園に持ち帰り、「できるところから一つ試してみよう」と前向きな気持ちを持つ研修となりました。
11月には県外視察研修を実施し、さいわい幼稚園 、社会福祉法人清香会 清高りとるぱんぷきんずの2園を訪問しました。参加者は 12 ~ 14 人程度で、子ども・保護者・職員といった「人」を何より大切にしながら、地域の方々の協力を得て園運営や園のあり方を考えている姿に、多くの学びを得ました。保育内容だけでなく、職員同士の関係性や、地域との自然なつながり方に触れ、「園は地域の中で育てられている存在である」という実感を持ち帰ることができました。視察後には、それぞれの園で何ができるかを考え、自園の実践につなげるための振り返りを行いました。
4 SDGs の視点を取り入れた保育実践
SDGsの視点を保育に取り入れた実践にも取り組みました。モデル園は8園とし、各園が抱える課題を共有しながら、日常の保育の中で無理なく取り入れられる活動を模索しました。
具体的には、子どもたちの手形でデザインしたコンポストを活用し、生ごみが土へと循環していく様子を体感する活動や、園周辺の不耕作地を活用した栽培体験、地域から提供された廃材を使った創作活動などを行いました。これらの取り組みは、特別な行事としてではなく、日々の保育の延長線上で行うことを大切にしました。
子どもたちは遊びや生活の中で、自然や地域、人とのつながりを感じながら、多くの気づきを得ています。また、保育者自身も、地域の方々と関わる中で、園が地域に開かれた存在であることを再認識する機会となりました。活動は、ねらい・準備・安全配慮・子どもの姿の記録まで整理し、大分県で行われている事業大会の分科会にて発表し、他園でも取り組みやすい形で全体に共有しています。
5 情報発信と「つながり」の広がり
青年部では、活動を内部だけで終わらせず、外へ伝えることにも力を入れてきました。
「青年部通信」は年2回発行し、活動の様 子や学びを共有しています。また、InstagramやFacebookを活用し、随時情報発信を行うことで、青年部の取り組みを広く周知してきました。
こうした発信を通じて、園同士の距離が縮まり、「困った時に相談できる」「他園の実践からヒントをもらえる」という関係性が少しずつ育まれています。令和7年度を振り返ると、青年部会の活動を一言で表すなら「つながり」であり、立場や園種を越えて学び合える場としての役割が確かなものになってきた1年であったと感じています。
6 成果と今後に向けて
研修・視察・実践・発信を通して、学びを現場に落とし込み、共有する循環が生まれました。一方で研修参加の地域差や、学びを園内でどう共有するかといった課題も見えてきました。令和8年度は、より参加しやすい形や、学びを組織として生かす仕組みづくりにも取り組んでいきたいと考えています。大分県私立保育協議会青年部はこれからも子ども
を真ん中に、地域とともに育ち合う保育を目指し、つながりを大切にしながら歩みを進めていきます。
(諸富聡志/大分県私立保育協議会青年部副部長、松栄こども園園長)
大分県私立保育協議会青年部のメンバー
視察研修の様子
視察研修先で
情報交換・懇親会で
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大分県私立保育協議会青年部は、急速に進む少子化や人口減少、保育人材不足、保護者支援の多様化といった保育現場の課題を見据えながら活動を進めてきました。園を取り巻く環境が大きく変化する中で、青年部として大切にしてきたのは、「保育の専門性を、園の中だけで完結させず、地域へどうつなげていくか」という視点です。
感染症流行後の生活様式が定着し、保護者の価値観や不安の状況も変化する一方で、現場では職員の業務負担増加や人材確保の難しさが続いています。そのような中で青年世代の保育者が集い、「現場起点で学び、つながり、地域に還元する」ことを共通の軸として、学び合いを重ねてきた1年でした。令和7年度は特に、①学びの質を高める研修、②園同士の横のつながり、③保育の価値を社会へ伝えること、の3点を重点に取り組みました。
2 組織体制と会議運営
青年部の活動は、役員会を中心に、研修・視察・広報・プロジェクト担当が連携しながら進めてきました。会員それぞれの得意分野や関心を生かし、無理のない役割分担を心がけることで、継続的な活動が可能となっています。
役員会は 2025年4月15日を皮切りに、5月17日、 6月17日、8月5日、10月27日、2026年1月16日、 2月19日と計7回開催し、事業の進捗確認や課題整理、次の活動へのつなぎを丁寧に行ってきました。また、全体会議は4月30日、7月1日、9月12日、 12月16日に開催し、2026年3月には第5回開催を予定しています。三役会議についても、必要に応じて随時開催し、柔軟な意思決定を行ってきました。
これらの会議は単なる報告の場ではなく、各園が抱える悩みや課題を持ち寄り、次の研修や実践につなげていく「対話の場」として機能しています。人材定着や処遇、ICT活用、保護者対応など、日々の園運営に直結するテーマについて率直に意見を交わし、各園が自園のあり方を見直すきっかけとなりました。
3 研修・視察を通した学び
2025年8月に開催した全体研修会では、現場の負担軽減と保育の質の両立をテーマに、記録や情報共有のあり方、職員同士が支え合う体制づくりについて学びました。業務が属人化しやすい保育現場において、園全体で子どもの姿を共有し、チームで育ちを支えることの大切さを改めて確認する機会となりました。参加者それぞれが学びを自園に持ち帰り、「できるところから一つ試してみよう」と前向きな気持ちを持つ研修となりました。
11月には県外視察研修を実施し、さいわい幼稚園 、社会福祉法人清香会 清高りとるぱんぷきんずの2園を訪問しました。参加者は 12 ~ 14 人程度で、子ども・保護者・職員といった「人」を何より大切にしながら、地域の方々の協力を得て園運営や園のあり方を考えている姿に、多くの学びを得ました。保育内容だけでなく、職員同士の関係性や、地域との自然なつながり方に触れ、「園は地域の中で育てられている存在である」という実感を持ち帰ることができました。視察後には、それぞれの園で何ができるかを考え、自園の実践につなげるための振り返りを行いました。
4 SDGs の視点を取り入れた保育実践
SDGsの視点を保育に取り入れた実践にも取り組みました。モデル園は8園とし、各園が抱える課題を共有しながら、日常の保育の中で無理なく取り入れられる活動を模索しました。
具体的には、子どもたちの手形でデザインしたコンポストを活用し、生ごみが土へと循環していく様子を体感する活動や、園周辺の不耕作地を活用した栽培体験、地域から提供された廃材を使った創作活動などを行いました。これらの取り組みは、特別な行事としてではなく、日々の保育の延長線上で行うことを大切にしました。
子どもたちは遊びや生活の中で、自然や地域、人とのつながりを感じながら、多くの気づきを得ています。また、保育者自身も、地域の方々と関わる中で、園が地域に開かれた存在であることを再認識する機会となりました。活動は、ねらい・準備・安全配慮・子どもの姿の記録まで整理し、大分県で行われている事業大会の分科会にて発表し、他園でも取り組みやすい形で全体に共有しています。
5 情報発信と「つながり」の広がり
青年部では、活動を内部だけで終わらせず、外へ伝えることにも力を入れてきました。
「青年部通信」は年2回発行し、活動の様 子や学びを共有しています。また、InstagramやFacebookを活用し、随時情報発信を行うことで、青年部の取り組みを広く周知してきました。
こうした発信を通じて、園同士の距離が縮まり、「困った時に相談できる」「他園の実践からヒントをもらえる」という関係性が少しずつ育まれています。令和7年度を振り返ると、青年部会の活動を一言で表すなら「つながり」であり、立場や園種を越えて学び合える場としての役割が確かなものになってきた1年であったと感じています。
6 成果と今後に向けて
研修・視察・実践・発信を通して、学びを現場に落とし込み、共有する循環が生まれました。一方で研修参加の地域差や、学びを園内でどう共有するかといった課題も見えてきました。令和8年度は、より参加しやすい形や、学びを組織として生かす仕組みづくりにも取り組んでいきたいと考えています。大分県私立保育協議会青年部はこれからも子ども
を真ん中に、地域とともに育ち合う保育を目指し、つながりを大切にしながら歩みを進めていきます。
大分県私立保育協議会青年部のメンバー
視察研修の様子
視察研修先で
情報交換・懇親会で