サイト内検索
会員ログイン
自然災害サポートシステム
全私保連について
ごあいさつ
トピックス
全私保連の会員になるには
書籍案内
都道府県事務局の案内
業務及び財務等の資料公開
お問い合わせ
アクセス
各部紹介
各部紹介
調査部
研究企画委員会
国際委員会
保育カウンセリング企画部
予算対策会議
青年会議
保育運動推進会議
事業部
研修
全私保連チャンネル
会員ログイン
自然災害サポートシステム
サイト内検索
トップページ
各部紹介
青年会議
活動報告
三重県保育青年会の紹介
青年会議
活動報告
各部紹介
各部紹介
調査部
研究企画委員会
国際委員会
研究成果
子どもの最善の利益を考慮した保育とは
保育園での異文化体験エピソード紹介
ハンガリー保育視察
保育カウンセリング
企画部
保育カウンセラー
養成講座
保育カウンセラー
資格認定制度
予算対策会議
令和7年度の取組
令和6年度の取組
令和5年度の取組
令和4年度の取組
令和3年度の取組
令和2年度の取組
令和元年度の取組
青年会議
活動内容/幹事名簿
活動報告
保育運動推進会議
事業部
Report
2025.11.06
三重県保育青年会の紹介
1 三重県の魅力
三重県は海や山などの自然、長い歴史、豊かな文化が調和した土地です。南北に細長い地形の中に美しい海岸や緑豊かな山々が広がり、季節ごとに違った表情を見せてくれるなど、多様な環境の中には子どもたちの感性を育む題材がたくさんあります。
まず有名なのは伊勢神宮。県の中心的存在である伊勢神宮は2000年以上の歴史を持ち、参道には大きな木々や清らかな川が流れています。昔から「一生に一度はお伊勢さん」と言われ、多くの人が参拝に訪れます。お宮の周りには昔ながらのお店やお菓子屋さんが並び、歩くだけでも心が弾みます。
海沿いの志摩や鳥羽は真珠の養殖や新鮮な海の幸が有名で、海女さんの素潜り実演など、海とと もに暮らす人々の姿に出会えます。入り組んだ海岸線と青い海が広がる英虞湾は真珠の養殖でも有名です。
鈴鹿市には世界的に知られる「鈴鹿サーキット」があり、モータースポーツの聖地として多くの人を魅了しています。家族向けの遊園地やプールもあり子どもたちにも人気です。四日市市はコンビナートの夜景が美しく、ものづくりの町としても発展し、地域の産業を支えています。
そして三重と言えば、食べもののおいしさも魅力の一つ。世界的に知られる松阪牛や、ふっくら柔らかい伊勢うどん、カツオを使った漁師料理・てこね寿司など、どれも地元の人に愛されています。おみやげには、優しい甘さの赤福もオススメです。
歴史、自然、食、産業……と、三重県には日本らしい魅力がぎゅっと詰まっています。
2 三重県保育青年会の歴史
2015(平成27)年に、私立保育園連盟青年部と日本保育協会青年部三重県支部が一つになり、「三重県保育青年会」が新たに生まれました。発足当初から、三重県内各地で研修会や交流会を開催し、遊びや表現活動、子どもの発達、保護者との関わり方などをテーマに語り合ってきました。現在も、青年保育者として必要とされる保育の研鑽および情報交換に努め、児童福祉の増進、保育事業の推進に寄与することを目的として、満50歳までの青年保育者、29人で日々活動しています。
3 三重県保育青年会の活動概要
(1) 青年会組織
会長1名・副会長4名を執行部として、副会長を「全私保連青年会議三重県代表幹事」「日保協青年部三重県支部長」「研修担当」「会計担当」と役割を明確に分けて会の組織基盤を強化し、会員間の結束・情報共有体制・活動の活性化を図っています。
(2) 研修会の開催
年間を通じて、研修会や学習会を企画・開催しています。テーマは多岐にわたり、保育実践や子どもの発達、遊びの工夫、保護者との関わり方、社会情勢と保育の関係など、時代に求められる保育のあり方を学び、実践に活かせる研修、また会員同士の交流を深めるための交流会も開催しています。
(3) 人材確保活動
三重県私立保育連盟とともに、保育士養成校への訪問や就職ガイダンスを開催しています。
(4) 会員間の親睦交流
会員間の交流や情報交換を目的とした親睦交流の場を企画しています。安心して話せる場があることで、日々の悩みや不安も共有でき、仕事への活力につながります。また、三重県私保連の先生方との意見交換も行っています。
4 三重県保育青年会の研修
2024(令和6)年度は、「己書わ楽や道場」上席師範・まちたにやすこ氏をお招きし、子どもたちの自由な想像力や発想力、コミュニケーション能力を育むために職員が心がけるべきことについて講演いただきました。まちたに氏は、己書(おのれしょ)という独自の筆文字表現を通じて、自分の個性を表現することの大切さや、失敗を恐れず自由に描く楽しさを強調されました。参加者一同は、子どもたちの自主性を尊重し、柔軟な発想を促す環境づくりや対話を重視する姿勢の重要性を改めて認識しました。
デジタル園見学として、日保協青年部幼児教育保育委員会委員長・高尾宗宏氏をお招きし、動画を駆使して2園の施設見学を行いました。実際に園に足を運んだかのようなリアルな映像で、園の雰囲気や子どもたちの様子を感じることができ、とても貴重な体験でした。動画の中で、園内で「あるある!」となるシチュエーションをもとに、「自分ならどう対応するだろう?」を参加者で一緒に語るグループワークも行いました。自分たちの園の保育にも活かせるヒントや工夫を持ち帰ることができ、大変有意義な時間となりました。
また実際に石川の地を訪れ、保育施設を訪問し、先生方から地震発生当時の状況や復旧までの歩みを伺いました。限られた環境の中でも、子どもたちの笑顔と日常を守るために尽力されてきた姿に、保育のもつ力と地域とのつながりの大切さを改めて感じました。被災地での経験や工夫は、災害時に子どもを守る備えとして、私たち自身の保育現場にも活かしていきたいと思います。
三重県に限らず、保育環境は少子化や保育ニーズの多様化など、さまざまな変化に直面しています。保育士不足は依然として大きな課題ですが、その中でも子どもたちの健やかな成長を支えるため、現場の保育者は日々努力を重ね、地域や施設ごとの特色を活かした保育実践も進んでいます。
こうした情勢の中、私たち三重県保育青年会は若手保育者がつながり、情報を共有し合うことで、それぞれの悩みや課題を乗り越え、保育の質の向上を目指しています。変化の激しい社会だからこそ、仲間と学び合い、支え合うことが大切です。保育現場で感じる不安や疑問を共有し、前向きに取り組むことで、自信をもって子どもたちに向き合える力を身につけていきたいと考えています。
これからも三重県保育青年会は若手保育者の成長を支え、地域に根ざした保育の質の向上に貢献して参ります。変化の激しい時代だからこそ、ともに学び合い、支え合う絆を大切にしながら、保育の未来を切り拓いていきたいと思います。
多くの皆様のご理解とご協力をいただきながら、これからも一丸となって歩んで参ります。
(小野寺真志/三重県保育青年会副会長、くすのき保育園園長)
石川県の保育施設を訪問し、お話を伺う
まちたにやすこ氏による研修
令和7年度第1回研修
令和7年度第2回研修
一覧に戻る
三重県は海や山などの自然、長い歴史、豊かな文化が調和した土地です。南北に細長い地形の中に美しい海岸や緑豊かな山々が広がり、季節ごとに違った表情を見せてくれるなど、多様な環境の中には子どもたちの感性を育む題材がたくさんあります。
まず有名なのは伊勢神宮。県の中心的存在である伊勢神宮は2000年以上の歴史を持ち、参道には大きな木々や清らかな川が流れています。昔から「一生に一度はお伊勢さん」と言われ、多くの人が参拝に訪れます。お宮の周りには昔ながらのお店やお菓子屋さんが並び、歩くだけでも心が弾みます。
海沿いの志摩や鳥羽は真珠の養殖や新鮮な海の幸が有名で、海女さんの素潜り実演など、海とと もに暮らす人々の姿に出会えます。入り組んだ海岸線と青い海が広がる英虞湾は真珠の養殖でも有名です。
鈴鹿市には世界的に知られる「鈴鹿サーキット」があり、モータースポーツの聖地として多くの人を魅了しています。家族向けの遊園地やプールもあり子どもたちにも人気です。四日市市はコンビナートの夜景が美しく、ものづくりの町としても発展し、地域の産業を支えています。
そして三重と言えば、食べもののおいしさも魅力の一つ。世界的に知られる松阪牛や、ふっくら柔らかい伊勢うどん、カツオを使った漁師料理・てこね寿司など、どれも地元の人に愛されています。おみやげには、優しい甘さの赤福もオススメです。
歴史、自然、食、産業……と、三重県には日本らしい魅力がぎゅっと詰まっています。
2 三重県保育青年会の歴史
2015(平成27)年に、私立保育園連盟青年部と日本保育協会青年部三重県支部が一つになり、「三重県保育青年会」が新たに生まれました。発足当初から、三重県内各地で研修会や交流会を開催し、遊びや表現活動、子どもの発達、保護者との関わり方などをテーマに語り合ってきました。現在も、青年保育者として必要とされる保育の研鑽および情報交換に努め、児童福祉の増進、保育事業の推進に寄与することを目的として、満50歳までの青年保育者、29人で日々活動しています。
3 三重県保育青年会の活動概要
(1) 青年会組織
会長1名・副会長4名を執行部として、副会長を「全私保連青年会議三重県代表幹事」「日保協青年部三重県支部長」「研修担当」「会計担当」と役割を明確に分けて会の組織基盤を強化し、会員間の結束・情報共有体制・活動の活性化を図っています。
(2) 研修会の開催
年間を通じて、研修会や学習会を企画・開催しています。テーマは多岐にわたり、保育実践や子どもの発達、遊びの工夫、保護者との関わり方、社会情勢と保育の関係など、時代に求められる保育のあり方を学び、実践に活かせる研修、また会員同士の交流を深めるための交流会も開催しています。
(3) 人材確保活動
三重県私立保育連盟とともに、保育士養成校への訪問や就職ガイダンスを開催しています。
(4) 会員間の親睦交流
会員間の交流や情報交換を目的とした親睦交流の場を企画しています。安心して話せる場があることで、日々の悩みや不安も共有でき、仕事への活力につながります。また、三重県私保連の先生方との意見交換も行っています。
4 三重県保育青年会の研修
2024(令和6)年度は、「己書わ楽や道場」上席師範・まちたにやすこ氏をお招きし、子どもたちの自由な想像力や発想力、コミュニケーション能力を育むために職員が心がけるべきことについて講演いただきました。まちたに氏は、己書(おのれしょ)という独自の筆文字表現を通じて、自分の個性を表現することの大切さや、失敗を恐れず自由に描く楽しさを強調されました。参加者一同は、子どもたちの自主性を尊重し、柔軟な発想を促す環境づくりや対話を重視する姿勢の重要性を改めて認識しました。
デジタル園見学として、日保協青年部幼児教育保育委員会委員長・高尾宗宏氏をお招きし、動画を駆使して2園の施設見学を行いました。実際に園に足を運んだかのようなリアルな映像で、園の雰囲気や子どもたちの様子を感じることができ、とても貴重な体験でした。動画の中で、園内で「あるある!」となるシチュエーションをもとに、「自分ならどう対応するだろう?」を参加者で一緒に語るグループワークも行いました。自分たちの園の保育にも活かせるヒントや工夫を持ち帰ることができ、大変有意義な時間となりました。
また実際に石川の地を訪れ、保育施設を訪問し、先生方から地震発生当時の状況や復旧までの歩みを伺いました。限られた環境の中でも、子どもたちの笑顔と日常を守るために尽力されてきた姿に、保育のもつ力と地域とのつながりの大切さを改めて感じました。被災地での経験や工夫は、災害時に子どもを守る備えとして、私たち自身の保育現場にも活かしていきたいと思います。
三重県に限らず、保育環境は少子化や保育ニーズの多様化など、さまざまな変化に直面しています。保育士不足は依然として大きな課題ですが、その中でも子どもたちの健やかな成長を支えるため、現場の保育者は日々努力を重ね、地域や施設ごとの特色を活かした保育実践も進んでいます。
こうした情勢の中、私たち三重県保育青年会は若手保育者がつながり、情報を共有し合うことで、それぞれの悩みや課題を乗り越え、保育の質の向上を目指しています。変化の激しい社会だからこそ、仲間と学び合い、支え合うことが大切です。保育現場で感じる不安や疑問を共有し、前向きに取り組むことで、自信をもって子どもたちに向き合える力を身につけていきたいと考えています。
これからも三重県保育青年会は若手保育者の成長を支え、地域に根ざした保育の質の向上に貢献して参ります。変化の激しい時代だからこそ、ともに学び合い、支え合う絆を大切にしながら、保育の未来を切り拓いていきたいと思います。
多くの皆様のご理解とご協力をいただきながら、これからも一丸となって歩んで参ります。
石川県の保育施設を訪問し、お話を伺う
まちたにやすこ氏による研修
令和7年度第1回研修
令和7年度第2回研修