活動報告

Report

2022.04.05

全国各地の青年部 ⑥
第 41 回全私保連青年会議愛知大会実行委員会

 全私保連青年会議新たな魅力発信の取り組みとして、全国各地の特色ある青年部活動をご紹介してきましたが、今回は『第41回全私保連青年会議愛知県大会』の実行委員会特集!愛知の魅力について、そして気になる大会運営について、竹腰公見愛知大会 実行委員長にお話しいただきました。


Q1 愛知の魅力について教えてください
 尾張と三河の統合により誕生した愛知県。愛知の由来は平安時代の歌集「万葉集」の中の歌に詠まれている「年魚市潟」に由来すると言われています。
 人口約756万人で、東京都・神奈川県・大阪府に ついで全国で4番目に人口の多い県です。愛知県は日本列島のほぼ真ん中。海と野山と都市のバランスよい構成が特色です。工業製品出荷額は昭和52年以来日本一を続ける「モノづくり王国」。また、源頼朝に始まり、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と名だたる武将の出身地でもあります。
 豆味噌やたまり醤油を使った濃厚な味など、独特 の食文化が根づいた背景にあるのは、古くから盛んな味噌や醤油などの醸造文化です。味噌煮込みうど ん、味噌カツ、ひつまぶし、手羽先、小倉トーストなど、愛知で愛されてきた「なごやめし」。濃厚でクセになる味わいやインパクトのある見た目、独特のお作法のある食べ方など、ユニークさ、楽しさで その知名度と人気は全国区!と自負しています。


「つながりや絆が強み」と語る愛知大会実行委員会のメンバー

Q2 実行委員会のメンバー構成は?
 愛知県私立保育園連盟青年部は10年前、部員が数名であったところから少しずつ増え、今では“思いを合わせられる”仲間がたくさんになり、多くの密度の濃い時間を共にしてきました。事業を進める際は、多くを語り、仲間の意見を聴き、お互いを頼り、 そして園にフィードバックし、自分なりにやってみるという時間を過ごしてきました。その過程で得られたものは、仲間とのつながりであり、次への意欲です。メンバーに共通していたものは、何事も他人事としてではなく、自分事として考えるという思考でした。こうして積み上げてきたものこそ、愛知大会実行委員会の強みです。

Q3 大会テーマについて教えてください
 園の規模や地域など置かれている環境は違います。抱えている問題や悩み、今後の課題も違います。 園の PRODUCE を考えた時に、違うことが当たり前であるという「認め合い」が必要になり、そこに「みとめ愛」が生まれる。そして辿り着いたテーマが『PRODUCE~みとめ愛ち~』です。

Q4 特別記念講演には何か特別な思い入れが?
 愛知県では、愛知万博の理念を次世代へ継承し、 愛・地球博記念公園の魅力と価値を一層高めるため、 同公園内に「ジブリパーク」整備構想が 2022年11 月開園を目指して進んでいます。ジブリパークはスタジオジブリの世界観を表現した公園で、大きなアトラクションや乗り物はなく、森や道をそのままに“自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見する場所”がコンセプトのようです。
 記念講演では、多くの子どもたちの心を掴む“ジブリ”が手掛ける“ジブリパーク”についてスタジオジブリ社長の中島清文氏に語っていただきます。

Q5 コロナ禍での開催ですが、今回「新たな試み」があると聞きました…
 これまで各地の大会や研修会に参加し、研修を受けた時にいつも思うことは、同じ研修を園の職員も受けることができるといいな…でした。その思いから、新たな試みとして「持ち帰り研修」を行います。
 大会参加の際に「持ち帰り研修」をお申し込みいただきますと、愛知大会の研修内容を各園の園内研修のような位置づけで活用していただけます。大会に参加して得た気づきを園に持ち帰っていただき、 皆様にお渡ししたバトンを多くの職員や子どもたちにつなげていただきたいと考えています。ぜひ、「持ち帰り研修」もお申し込みいただけたら幸いです。

Q6 青年会議に関わるすべての仲間たちにメッセージをお願いします
 この2年間、園を取り巻く環境が大きく変わり、 全国の保育施設の皆様は、子どもたちのことを考えながら多くの決断をしてきたと思います。このコロナ禍、未来がどうなっていくかは誰にもわかりません。そんな時だからこそ、人の優しさや温かさを再確認できることも多くあったのではないでしょうか。人と人のつながりが今の自分を、さらには今の園をつくっていると思っています。
 ぜひ、愛知大会にお越しいただき、その温かさをみんなで分かち合い、感じてほしいと考えています。 今の自分よりも明日の自分がより笑っていられますように…。皆様と愛知大会でお会いできることを楽しみにしています。みとめ愛がいっぱい詰まったちーむになれますように!!

  愛知大会PR撮影の様子


 竹腰公見愛知大会実行委員長
 (ひかりこども園園長)