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Report
2022.03.07
全国各地の青年部 ⑤ 熊本県保育協会青年部
1 熊本県保育協議会青年部とは?
熊本県保育協会青年部は、熊本県(熊本市を除く)の私立認可保育園および認定こども園等 350 か園が所属する(一社)熊本県保育協会を上部組織とする団体です。熊本県も他の多くの地域と同じく、人口減少社会に突入し、ごく一部の地域を除いて、過疎化の急加速が予測されています。まさに、出生者数の減少による問題を含めた、人口減少社会の課題に正面から向き合っている地域です。
そのような状況にあって、熊本県保育協会青年部(以下、青年部)には、「地域の保育がどうあるべきか」、明日、いや10年後、20年後の保育を考える青年保育者が集っています。青年部は、昭和59年8月31 日に発足しました。創立より約40年の歴史を持ち、現在46名の会員が所属しています。創立の理念である「青年部は失敗を恐れずに“荒野”を目指す」、この精神は脈々と受け継がれ、OB・OG の理解と協力の下、時に大きなフォローをいただきながら、 自由な発想と個人の意見を尊重しつつ、保育を通じて熱く語り合う土壌が形成されています。
2 青年部の特徴について
青年部には、組織としていくつか特徴がありますのでご紹介いたします。
【任期は1期2年、部長の再任なし】
青年部の組織について、「部長の任期が1期2年 であり、かつ再任はない。」という、創立以来変わらない特徴があります。副部長や事務局、委員長の再任はありますが、部長は必ず2年で交代します。
安定的な青年部の体制という面ではデメリットに なるかもしれない制度ではありますが、新陳代謝を よくし、任期が明確なことで、部長がその2年間全 力で突っ走る(らせる)ことができる仕組みとなっ ています。また、部長が変わることで、それぞれの 部員の魅力やストロングポイントをより多く見出す チャンスが増えています。
【熊本県保育協会の理事・常任理事】
部長は、上部組織である熊本県保育協会の理事か つ常任理事の1名となり、理事会や常任理事会に議 決権を持って参加することができます。これは、青年部にとって活動の幅を広げ、また会員外の園にも活動内容や存在価値を理解してもらううえで重要な意義を持ちます。また、そのために責務を全うする組織活動をしようという部員のモチベーションにもつながっています。
青年部創立当初から、部長が理事・常任理事となっていたわけではありません。40年の歴史の中で、歴代の青年部の方々が精力的に活動し・訴え・価値を伝えてきた結果、勝ち取られた地位でもあります。 その事実は、自分の力や組織の力が小さいと嘆くだけで何もしないのでは変わらない、最初はどんなに小さい波紋でも、動き進み続けることで大きな波が生まれることもある、また、そうでなければ波は起きないことを、私たちに伝えてくれています。
【異業種経験者が活躍】
青年部には、それまで異業種で活躍していたメン ーもたくさん在籍しています。保育現場で能力を磨いて来た部員と、保育と異なる職・現場を経験している部員、それぞれが各々の視点で自由に意見を出し合えるだけでなく、そのノウハウやスキルを活かせる場が青年部です。
左から青年部会議の様子、九州保育三団体青年部協議会セミナー in 熊本県
3 組織構成と主な活動
青年部では、執行部を軸に2つの委員会を設置し 活動を行っています。部員は、執行部を除き全員がいずれかの委員会に所属し、活動しています。
【企画研修委員会】
企画研修委員会は、青年部員の交流企画の立案と実行、および部内研修・保育士向け研修の計画と実施を行っています。中でも、熊本市保育園連盟青年 部と共同で行う保育士向け研修「実践研修」は、県内でも広く認知されています。部内研修では、青年部員の声を受け止め、その時々の需要に応じて研修が実施され、場合によっては相互に講師となって研 修を行うケースもあります。
【調査広報委員会】
調査広報委員会は、会員の疑問や興味をもとに、今聞きたい項目をアンケート化し、配布・集計・分析を行っています。アンケート結果は、メール等で会員に周知するだけでなく、内容によってはホームページ公表を行います。
また広報活動として、機関紙である『創風』を年数回発行しています。『創風』は、熊本市保育園連盟青年部と共同で制作し、両青年部活動の報告や、 全国大会、九州大会の参加報告等を行っています。
4 新型コロナを契機に
この2年、COVID-19の猛威により、これまで当たり前に行われていた青年部活動についても大転換を求められました。特に「会って話す」「集まって研修をする」という、それまで当たり前だったことがまったくできない状況が続いています。そんな中、 いち早くZoomやVimeo等のツールを活用した会議の実施や、オンラインやハイブリッドの研修の実施に青年部は大きな役割を果たしました。
試行錯誤を繰り返しながらブラッシュアップを進めた結果、研修の収録・配信については、高い技能を身に付けることができました。COVID-19を禍とせず契機に変えることができる人材と環境があることが青年部の強みであり、特徴です。“失敗を恐れず、みちを切り拓く”。今後も、熊本県保育協会青年部をどうぞよろしくお願いいたします。
左から、企画事業(ソフトボール大会)、熊本豪雨災害復旧ボランティア活動(人吉市)
(一社)熊本県保育協会青年部部長
(コスモス保育園園長)
藤田香瑞先生
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熊本県保育協会青年部は、熊本県(熊本市を除く)の私立認可保育園および認定こども園等 350 か園が所属する(一社)熊本県保育協会を上部組織とする団体です。熊本県も他の多くの地域と同じく、人口減少社会に突入し、ごく一部の地域を除いて、過疎化の急加速が予測されています。まさに、出生者数の減少による問題を含めた、人口減少社会の課題に正面から向き合っている地域です。
そのような状況にあって、熊本県保育協会青年部(以下、青年部)には、「地域の保育がどうあるべきか」、明日、いや10年後、20年後の保育を考える青年保育者が集っています。青年部は、昭和59年8月31 日に発足しました。創立より約40年の歴史を持ち、現在46名の会員が所属しています。創立の理念である「青年部は失敗を恐れずに“荒野”を目指す」、この精神は脈々と受け継がれ、OB・OG の理解と協力の下、時に大きなフォローをいただきながら、 自由な発想と個人の意見を尊重しつつ、保育を通じて熱く語り合う土壌が形成されています。
2 青年部の特徴について
青年部には、組織としていくつか特徴がありますのでご紹介いたします。
【任期は1期2年、部長の再任なし】
青年部の組織について、「部長の任期が1期2年 であり、かつ再任はない。」という、創立以来変わらない特徴があります。副部長や事務局、委員長の再任はありますが、部長は必ず2年で交代します。
安定的な青年部の体制という面ではデメリットに なるかもしれない制度ではありますが、新陳代謝を よくし、任期が明確なことで、部長がその2年間全 力で突っ走る(らせる)ことができる仕組みとなっ ています。また、部長が変わることで、それぞれの 部員の魅力やストロングポイントをより多く見出す チャンスが増えています。
【熊本県保育協会の理事・常任理事】
部長は、上部組織である熊本県保育協会の理事か つ常任理事の1名となり、理事会や常任理事会に議 決権を持って参加することができます。これは、青年部にとって活動の幅を広げ、また会員外の園にも活動内容や存在価値を理解してもらううえで重要な意義を持ちます。また、そのために責務を全うする組織活動をしようという部員のモチベーションにもつながっています。
青年部創立当初から、部長が理事・常任理事となっていたわけではありません。40年の歴史の中で、歴代の青年部の方々が精力的に活動し・訴え・価値を伝えてきた結果、勝ち取られた地位でもあります。 その事実は、自分の力や組織の力が小さいと嘆くだけで何もしないのでは変わらない、最初はどんなに小さい波紋でも、動き進み続けることで大きな波が生まれることもある、また、そうでなければ波は起きないことを、私たちに伝えてくれています。
【異業種経験者が活躍】
青年部には、それまで異業種で活躍していたメン ーもたくさん在籍しています。保育現場で能力を磨いて来た部員と、保育と異なる職・現場を経験している部員、それぞれが各々の視点で自由に意見を出し合えるだけでなく、そのノウハウやスキルを活かせる場が青年部です。
左から青年部会議の様子、九州保育三団体青年部協議会セミナー in 熊本県
3 組織構成と主な活動
青年部では、執行部を軸に2つの委員会を設置し 活動を行っています。部員は、執行部を除き全員がいずれかの委員会に所属し、活動しています。
【企画研修委員会】
企画研修委員会は、青年部員の交流企画の立案と実行、および部内研修・保育士向け研修の計画と実施を行っています。中でも、熊本市保育園連盟青年 部と共同で行う保育士向け研修「実践研修」は、県内でも広く認知されています。部内研修では、青年部員の声を受け止め、その時々の需要に応じて研修が実施され、場合によっては相互に講師となって研 修を行うケースもあります。
【調査広報委員会】
調査広報委員会は、会員の疑問や興味をもとに、今聞きたい項目をアンケート化し、配布・集計・分析を行っています。アンケート結果は、メール等で会員に周知するだけでなく、内容によってはホームページ公表を行います。
また広報活動として、機関紙である『創風』を年数回発行しています。『創風』は、熊本市保育園連盟青年部と共同で制作し、両青年部活動の報告や、 全国大会、九州大会の参加報告等を行っています。
4 新型コロナを契機に
この2年、COVID-19の猛威により、これまで当たり前に行われていた青年部活動についても大転換を求められました。特に「会って話す」「集まって研修をする」という、それまで当たり前だったことがまったくできない状況が続いています。そんな中、 いち早くZoomやVimeo等のツールを活用した会議の実施や、オンラインやハイブリッドの研修の実施に青年部は大きな役割を果たしました。
試行錯誤を繰り返しながらブラッシュアップを進めた結果、研修の収録・配信については、高い技能を身に付けることができました。COVID-19を禍とせず契機に変えることができる人材と環境があることが青年部の強みであり、特徴です。“失敗を恐れず、みちを切り拓く”。今後も、熊本県保育協会青年部をどうぞよろしくお願いいたします。
左から、企画事業(ソフトボール大会)、熊本豪雨災害復旧ボランティア活動(人吉市)
(一社)熊本県保育協会青年部部長
(コスモス保育園園長)
藤田香瑞先生