トピックス

Topics

2023.05.31

「ひとり一人の子どもを大切にするための保育環境調査」を実施中です!

保育・子育て総合研究機構国際委員会では、令和3年度より委託研究「子どもの権利条約の本質をとらえ、同条約をどのように日常の保育実践に活かしていけるのかを探る」を木附千晶氏(子どもの権利条約(CRC)日本代表、臨床心理士、公認心理士、文京学院大学非常勤講師 他)に委託しております。この度、本研究の一環として「ひとり一人の子どもを大切にするための保育環境調査」を実施することになりました。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

【調査主旨】
子どもの権利条約はひとり一人の子どもが「世界でたった一つの宝」として輝くためにつくられた国際的な約束事です。それを実現すべく、前回の国連審査後に日本政府へと出された国連からの「懸念と勧告」(「総括所見」)には、保育所等における保育の質の確保・向上に関する内容が盛り込まれました。
「保育の質」の確保には、まず保育士の労働環境が良くなり、保育士がひとり一人の子どもと向き合える時間や気持ちの余裕がなくてはなりません。「異次元の少子化対策」と言いながら、保育士の配置基準さえも70年以上ほとんど変更されないままでは、いくら「子どもの思いに寄り添いたい」と思っていても個人の力には限界があります。関わりが難しくなっている保護者への対応もままならなくなります。 
みなさんの保育所は、「保育の質」の確保・向上が実現できるような場所になっているでしょうか。次回の国連「子どもの権利委員会」による日本政府への審査も視野に入れ、現状を把握し、日本の保育政策を改善するためにぜひご協力ください。

回答受付期間:令和5年5月31日(水)~7月1日(土)
調査対象:保育施設で働く全ての方々
調査報告:本調査の結果は、研究成果報告書に掲載いたします。
     研究成果報告書は、令和5年度内にHPあおむし通信に掲載予定です。

★令和5年5月31日時点の状況をご回答ください。

回答フォームはこちら!!
https://forms.gle/Uctk55fBkMpXqhfS9