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2022.03.18

「新型コロナウイルス感染症に関する調査2022」を実施中です。

 2022年1月頃から新型コロナウイルスによる感染はデルタ株からオミクロン株へ移行し、今現在も私達は第6波の感染拡大に直面しています。オミクロン株の最大の特徴は感染力が強いことであり、1月初旬に1,000人以下だった国内1日あたりの新規感染者が2月初旬には10万人を越えました。
 これまでコロナ感染において乳幼児は罹患しにくいと言われてきましたが、この第6波では保育施設でのクラスター(集団感染)が多数発生しているため、『保育施設における感染予防』の徹底が国内の感染拡大を押さえる有効な対策のように報道されることもありました。しかしながら、うがい、手洗い、検温、消毒、換気等の一般的な感染予防をどんなに行っても根本的な人員配置や面積基準が改善されないままの保育環境では感染対策にも限界があるというのが保育現場の肌感覚なのではないでしょうか。そして感染防止対策とその経済への影響がよく話題になりますが、感染防止対策と子どもの発達への影響をもっともっと考えなければならないタイミングを迎えていると思います。
 今後の保育の行方を考えると、コロナ禍を機に保育施設は社会機能の維持のために必要であるという位置づけが社会的により明確に認められ、職員のワクチン優先接種や処遇改善等が実施されたことは大変嬉しいことですが、まだしばらく続くであろうコロナ対応を思うと『特例』や『臨時』がつかない恒久的な視点で保育現場を考えて欲しいと願います。またコロナ禍により出生数の減少に拍車がかかれば運営面での課題を抱える施設が少なくないことも危惧されます。
 このような背景から全私保連調査部では、継続して行っているコロナ禍での保育施設の状況把握を、今回『新型コロナウイルス感染症に関する調査2022』として調査を実施します。本調査はインターネット調査で実施し、よりスピーディーな意見回収と結果報告を行えるよう進めてまいります。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

★調査期間…令和4年3月18日(金)~31日(木)

★調査対象…1施設につき1回答
      ※施設を代表して1名のご回答でお願いいたします。
      
※令和4年3月15日時点の状況をご回答ください。

回答フォームはこちら!!
https://questant.jp/q/244S4BRP

※回答の目安時間は約5分間です。