公益社団法人 全国私立保育園連盟

研修報告

開催日程
2018年9月10日(月)~9月12日(水)
開催場所
長野県・軽井沢町
 今年は、長野県・エクシブ軽井沢にて、全国各地より約50名の参加者が集い、園長セミナーが開催されました。「保育をみんなで磨き高め合うために」~多面的な視点から園長のあり方を考える~をテーマに、グループワークや学びの振り返りを取り入れながら、参加者自らが「主体的・対話的で深い学び」を体験し、充実した3日間となりました。

 1日目は、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター特任講師の淀川裕美先生をお招きし、『協働的な学びを生み出す園長のあり方』について、2日目は、本セミナーのファシリテーターでもある東京立正短期大学専任講師の鈴木健史先生に『一人ひとりが尊重され、多様性が生かされる組織作りを考える』をテーマに、3日目は、大妻女子大学教授の岡健先生をお迎えして『保育者どうしの語り合いを支える園長のあり方』を、講義とワークを織り交ぜながら講演いただきました。


 ワークでは、自己開示やフィードバックによって自己理解が深まり、気づきへと繋がっていく、この繰り返しを行いながら、参加者自らが主体的に語り合う姿が見られました。このセミナーを通して、園に関わる様々な人の願いを読みとり、質の高い保育を行うための時代に応じたリーダーシップが発揮できますことを願っております。3日間、お疲れ様でした。
(米田光子/全私保連研修部)
開催日程
平成30年9月3日~7日
開催場所
静岡県・浜松市
 平成30年9月3日から9月7日の5日間にわたり、静岡県浜松市のエクシブ浜名湖において、第25回保育カウンセラー養成講座ステップⅢが開催されました。
 2日目には、西日本に今年最大級の台風が上陸し、3日目には北海道で震度7の地震が起こり、地元に様々な思いを抱きながら受講していた人が沢山いるように見受けられました。しかし、受講生同士寄り添い、温かい連帯感が生まれていました。


 2日目の「保育ソーシャルワーク」で、長谷川俊雄先生(白梅学園大学教授)の講義を受けた受講生からの感想を紹介します。
・ソーシャルワークを学ぶ、知識として持っていることの大切さを感じました。実践の中で取り入れていくこと、命を守っていることの自覚の大切さを改めて感じました。
・カウンセリングやソーシャルワークの違いを理解することができた。


 4日目の「保育カウンセリング理論と技法Ⅵ 自己生成指向カウンセリング」で、清水幹夫先生(多摩心理臨床研究所所長)の講義を受けた受講生からは、
・ロジャーズの話は難しかったが、必要なことなのだと感じました。
・グループカウンセリングを行うことで、問題がより明確になり、どの様に取り組めばいいのか理解することができた。また、ファシリテーターの役割はとても大事であり、この様な経験を沢山していきたいと思う。
等の感想がありました。

 最終日には、本講座のふりかえりを行い、各々が有意義な学びを得て無事に終了することができました。今回の受講を終え、この先一人でも多くの方々が「保育カウンセラー」の道を歩まれることを願っています。

 
(福永磨子/保育カウンセリング企画部)
開催日程
平成30年7月9日(月)~13日(金)
開催場所
静岡県・浜松市
平成30年7月9日から13日の5日間にわたり、静岡県浜松市のエクシブ浜名湖にて第44回ステップⅡが開催されました。少し緊張した趣の中、素晴らしい講師の方々と充実した内容の講座が進められ、受講生の真剣かつ楽しそうな姿が見られました。ステップⅡの基本課題は、「自分も相手も大切に出来る態度を身に付ける」「自分を知り、自分らしさをよりよくいかす力を養う」という目的の下、自分を見つめることで、自分らしさを適切に保育現場でいかすための学びと体験をしていきました。

1・2日目の井出智博先生(静岡大学准教授)の講義ではロジャーズのカウンセリング理論を中心に自分や相手を理解するワーク、傾聴トレーニング等を行いました。3日目の小山田治子先生(CHR研究所)からは人間関係の一つである交流分析、プラスのストロークの大切さ、重要性を学びました。4日目の諸富祥彦先生(明治大学教授)の講義では、心と心のつながりとなるリレーション(暖かいふれあいや繋がりのこと)やアサーション(自分も相手も大切にした自己表現)を学びました。アサーティブな関わり方のワークでは保育現場での身近な事例をたくさん使われたので大変分かりやすかったように感じられました。講座中の受講生からは「日常の中であまり褒められる機会がないので、たくさん認めてもらい褒めてもらって嬉しかった」という感想もあり、喜ばれている姿が印象的でした。

 最終日には本講座のふりかえりを行い、無事に全員で終わりを迎えることができ、参加者にとっても学びの多い5日間となりました。

 
(田中眞理/保育カウンセリング企画部)
開催日程
平成30年6月18日(月)~22日(金)
開催場所
滋賀県・米原市

平成30年6月18日から6月22日の5日間にわたり、エクシブ琵琶湖に於いて、保育カウンセラー養成講座 第24回ステップⅢが開催されました。当日は大阪を震源とした大地震が発生し、全国各地から参加予定だった受講生のほとんどが公共交通機関の影響により、時間通りに到着できない状況で、少人数でのスタートとなりました。最初こそ参加者の様子は落ち着かないように見受けられましたが、時間の経過とともに少しずつある種の連帯感のようなものができ、温かい空気に変わっていったように感じられました。

2日目の朝には20名が揃い、予定通りのプログラムを行うことができました。今回は少人数での講座でしたが、半数が主任や主幹教諭という役職にあるリーダー層でしたので、落ち着いており、主体的で真面目に取り組んでいる様子でした。講座内容としては、ステップⅢということでカウンセリングの基礎を踏まえた深い実技もありました。3日目に行われた齊藤 崇氏(淑徳大学教授)の「保育カウンセリングトレーニング」の演習では、「今、ここでの気持ち」に焦点を当て、受講生の内面に触れていく際には、温かい雰囲気に包まれて感情があふれ出すような場面もありました。

同日のトーク広場には全員が参加し、目立って体調を崩す方も出ませんでした。4日目のお別れパーティーでは有志でダンスを披露したり、全員での集合写真撮影などを行い、大きなひとつの園のような、場が和んで安心できる一体感が感じられました。最終日は、本講座のふりかえりとして一人2分以内で全員が発言して意見交換を行いました。初日こそ大きなアクシデントに見舞われましたが、少人数を生かした忘れられない学びの5日間となり、無事に終了を迎えることができました。
 

(三幣典子/保育カウンセリング企画部)

開催日程
平成30年2月5日(月)~9日(金)
開催場所
和歌山県・白浜町
平成30年2月5日~9日までの5日間で、和歌山県白浜町のエクシブ白浜にて保育カウンセラー養成講座第67回ステップⅠが開催されました。北は北海道、南は鹿児島県まで全国から総勢56名の方々にご参加いただきました。

ステップⅠは「人とのつながりを育てるための理論と方法を学ぶ・子どもや保護者の気持ちを受け止め、寄り添うための力を身に付ける」がテーマの講座です。

講座は「保育カウンセリング・学びの一歩」の講義から始まります。4泊5日の長丁場の研修スケジュールのため、どの参加者も初めは緊張した雰囲気でしたが、保育カウンセリングの技法を学ぶワークを重ねることで次第に打ち解け、熱心に学んでいる様子でした。また、この講座は屋内の講義が中心となりますが、「体験からの気づき」の講義では、ホテルのガーデンチャペルを使用して、冬晴れで気持ち良い天候の中で「トラストウォーク」のワークを行いました。

最終日のお別れパーティでは、この講座で学んだ様々なワークを、言葉を使わないノンバーバルゲームで振り返ることで大いに盛り上がり、充実した5日間となりました。
記録的大雪が報道されている中での講座だったため、参加者どうしで帰路の無事を願いながら、是非ステップⅡでまたお会いしましょうと別れの挨拶を交わして講座は終了しました。

※【トラストウォーク】視覚に頼らないコミュニケーションを行うことにより普段感じられないもの、見えないものを体験するワーク

(石塚千恵子/保育カウンセラー企画委員会委員)
開催日程
平成29年12月14日(木)~15日(金)
開催場所
兵庫県・神戸市
平成29年12月14日~15日の2日間で保育カウンセラー養成講座第24回ステップアップが兵庫県神戸市のラッセホールにて開催されました。「保育者のための家族カウンセリングの実際」と題して、NPO法人日本家族カウンセリング協会副理事長の長谷川啓三氏をお迎えしました。

ステップアップ講座はステップⅢ講座修了者(保育カウンセラー資格取得者含む)を対象に、カウンセリングを継続して学んでいただくことを目的として年2回開催している講座で、年1回の開催では参加できる方々が限られてしまうため、同じ内容の講座を東京と地方の2か所で行っています。

家族カウンセリングの理論を講義形式で学ぶのではなく、6人グループで家族カウンセリングを実践するというワーク主体の講座で、これまでの養成講座で学んできた内容とはまた違った理論と技法のため、受講者も最初は戸惑いを感じる様子でしたが、長谷川氏のユーモアたっぷりのお話しがとてもわかりやすく、すんなりと心に響いたのではないかと思います。

12月はどの保育施設も行事等で、参加者にとっても忙しい時期での開催となりましたが、非常に内容の濃く、有意義な2日間となりました。
 
(山根孝子/保育カウンセラー企画委員会副委員長)
 
開催日程
平成29年12月5日(火)~12月6日(水)
開催場所
東京都・全国保育会館

平成29年12月5日~12月6日の2日間で、東京都台東区の全国保育会館にて「第11回管理者のための公開講座」が開催されました。

1日目は全国私立保育園連盟の塚本常務理事による情勢報告が最初に行われ、保育の現場を取り巻く状況について報告があり、午後からは東京大学大学院教授の遠藤利彦氏より、最新の情報に基づいて、保育の場におけるアタッチメントの重要性を学びました。

2日目には、臨床心理士の大竹直子氏より、管理者として保育に活かせるカウンセリングを学び、職員を理解するための発達心理学や職員の定着化など、興味深いテーマを交えての講義でした。

保育指針の改定をはじめ、保育の質の向上と人材育成は、法人と保育園にとって必須の課題となっておりますが、今回の講座を通してリーダーとしての視点や知識を深めることができたという感想や、次回の開催を希望する声をいただき、無事に終了することができました。
 

(富岡孝幸/保育カウンセラー企画委員会委員)
 

開催日程
平成29年11月8日(水)〜10日(金)
開催場所
熊本県・熊本市
平成29年11月8日〜10日の3日間、ANAクラウンプラザホテル熊本において『新指針・要領を保育実践に活かすには〜保育の中の「幼児教育」と日々の保育を照らし合わせて』をテーマに行いました。

1日目は白梅学園大学学長の汐見稔幸氏より新指針、要領改定(訂)の背景や裏付けとなっている考え方、研究実績などを丁寧に解説いただき、ワークでは「自園で新たに始めてみたいこと」といった内容でグループディスカッションしました。

2日目は東京家政大学教授の那須信樹氏と阿久根めぐみこども園園長の輿水基氏より、主に幼児教育に焦点を絞り進めました。講義では「専門職とは自律性を持つものであり、自分に対する問いかけを忘れてはいけない」という言葉が印象的でした。午後は映像を見ながら「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」に関連付けて保育を考える実践的なワーク等を行いました。

3日目は全私保連研修部の進行により、研修の学びを自園に持ち帰って説明できるよう、「学びのドキュメント」作りを行いました。

来年度の新指針・要領の施行に向けて、ワークを多く盛り込むことで参加者の身になる研修となったことと思います。今回身につけたことを一つでも自園で展開してもらえれば幸いです。
(松浦伸治/全私保連研修部)

 
開催日程
2017年11月13日(月)~17日(金)
開催場所
長野県・軽井沢町
2017年11月13日~17日の5日間で、保育カウンセラー養成講座第66回ステップⅠが長野県軽井沢町のエクシブ軽井沢にて開催されました。受講者は総勢77名で、北は北海道から南は沖縄県まで、全国から幅広い年代の方々にご参加いただきました。

ステップⅠ講座はⅡ・Ⅲ講座とは異なり、当講座に初めての参加となるため、受講者の方々の表情には、初日から緊張と熱意で溢れており、どの講義でも程よい緊張感の中で熱心に臨む姿が見られました。

また、今回は保育士だけではなく、栄養士・学童支援員・母子生活指導員・施設長といったさまざまな役職の方々が参加され、普段、深く関わる機会が少ない立場の方との交流は貴重な時間となった様子でした。

4泊5日の研修が終わる際には、さまざまな考えや価値観を持った人が集まった環境の中で、一緒に学んだ時間が短く感じられたというご感想や、5日間での講義や体験学習を通して得た気づきを職場でも活かしていきたいというご意見をいただきました。

また、次の講座へも引き続き参加したいとのありがたい声もいただき、無事終了を迎えることができました。ステップⅠ講座の学びをこれからの仕事の中で活かしていただき、次のステップⅡ講座へのご参加をお待ちしております。
 
開催日程
2017年9月13日(水)~15日(金)
開催場所
滋賀県・米原市

今年も園長セミナーが盛大に開催されました。滋賀県米原市 エクシブ琵琶湖を舞台に、学びそして深く語り合う全私保連研修部の熱いメッセージを込めた充実した3日間となりました。

平成29年3月に告示された、保育所保育指針の改定をはじめ3法令に関心が高まっています。その中でも、「保育の質の向上と人材育成」のための園内研修について「協働するスタイル」を基本に、保育者が自分で考え行動し、目標を達成できるあり方を中心に参加者の皆さんと共に模索していきました。

初日、2日目は大阪総合保育大学・児童保育学部教授の瀧川光治先生をお迎えし、「協働するスタイルの組織づくりを目指して」、「新指針・要領の理解を園内研修で深めるために~園長の責務として~」、最終日は、岡崎女子大学・子ども教育学部教授の矢藤誠慈郎先生をお迎えして、「協働的組織マネジメントを学ぶ」をテーマに講演いただきました。

グループワークという手法を利用し、立場にとらわれず様々な意見を交わし、受容と共感を繰り返し、目標に向かって協働することを学んで行きました。子どもの育ちを支えるために、リーダーとしてどのようなスタイルが現場にとってふさわしいのかなど、様々な視点から見つめ、引き出しを増やす事ができたと思います。

この研修を通して、園の理念や方針、保育指針を軸にワークシートに記入したことを振り返り、グループワークという手法を活用し、子どもの育ちを支える新たな視点や学びを園全体で協働できる組織を築くことを期待しています。
参加者の皆様、3日間お疲れ様でした。
   (土山法往/全私保連研修部)

 
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