公益社団法人 全国私立保育園連盟

研修報告

開催日程
2017年11月13日(月)~17日(金)
開催場所
長野県・軽井沢町
2017年11月13日~17日の5日間で、保育カウンセラー養成講座第66回ステップⅠが長野県軽井沢町のエクシブ軽井沢にて開催されました。受講者は総勢77名で、北は北海道から南は沖縄県まで、全国から幅広い年代の方々にご参加いただきました。

ステップⅠ講座はⅡ・Ⅲ講座とは異なり、当講座に初めての参加となるため、受講者の方々の表情には、初日から緊張と熱意で溢れており、どの講義でも程よい緊張感の中で熱心に臨む姿が見られました。

また、今回は保育士だけではなく、栄養士・学童支援員・母子生活指導員・施設長といったさまざまな役職の方々が参加され、普段、深く関わる機会が少ない立場の方との交流は貴重な時間となった様子でした。

4泊5日の研修が終わる際には、さまざまな考えや価値観を持った人が集まった環境の中で、一緒に学んだ時間が短く感じられたというご感想や、5日間での講義や体験学習を通して得た気づきを職場でも活かしていきたいというご意見をいただきました。

また、次の講座へも引き続き参加したいとのありがたい声もいただき、無事終了を迎えることができました。ステップⅠ講座の学びをこれからの仕事の中で活かしていただき、次のステップⅡ講座へのご参加をお待ちしております。
 
開催日程
2017年9月13日(水)~15日(金)
開催場所
滋賀県・米原市

今年も園長セミナーが盛大に開催されました。滋賀県米原市 エクシブ琵琶湖を舞台に、学びそして深く語り合う全私保連研修部の熱いメッセージを込めた充実した3日間となりました。

平成29年3月に告示された、保育所保育指針の改定をはじめ3法令に関心が高まっています。その中でも、「保育の質の向上と人材育成」のための園内研修について「協働するスタイル」を基本に、保育者が自分で考え行動し、目標を達成できるあり方を中心に参加者の皆さんと共に模索していきました。

初日、2日目は大阪総合保育大学・児童保育学部教授の瀧川光治先生をお迎えし、「協働するスタイルの組織づくりを目指して」、「新指針・要領の理解を園内研修で深めるために~園長の責務として~」、最終日は、岡崎女子大学・子ども教育学部教授の矢藤誠慈郎先生をお迎えして、「協働的組織マネジメントを学ぶ」をテーマに講演いただきました。

グループワークという手法を利用し、立場にとらわれず様々な意見を交わし、受容と共感を繰り返し、目標に向かって協働することを学んで行きました。子どもの育ちを支えるために、リーダーとしてどのようなスタイルが現場にとってふさわしいのかなど、様々な視点から見つめ、引き出しを増やす事ができたと思います。

この研修を通して、園の理念や方針、保育指針を軸にワークシートに記入したことを振り返り、グループワークという手法を活用し、子どもの育ちを支える新たな視点や学びを園全体で協働できる組織を築くことを期待しています。
参加者の皆様、3日間お疲れ様でした。
   (土山法往/全私保連研修部)

 
開催日程
平成29年10月16日(月)~20日(金)
開催場所
静岡県・浜松市

012017年10月16日~20日の5日間で、保育カウンセラー養成講座第43回ステップⅡが静岡県浜松市のエクシブ浜名湖にて開催され、40名の方々にご参加いただきました。
ステップⅡの基本課題は「自他を理解する・自他を受容する」、目的は「自分も相 手も大切にできる態度を身につける」、「自分を知り、自分らしさをよりよくいかす力を養う」です。

02「子どもを理解しよう・保護者を理解しよう」ということはステップⅠでも学んできたことですが、「自分を知る・自分を理解する」ということは意外にできていないことが多いものです。

1日目・2日目の静岡大学准教授の井出智博氏の講義では、カール・ロジャーズの理論を学び、その後の「傾聴ワーク」では、クライアント・カウンセラー・記録などそれぞれの立場でロールプレイを繰り返し、じっくり体験学習を行いました。

3日目のCHR研究所所長の小山田治子氏の「交流分析」では、エゴグラムで自分自身の傾向を知り、自分の性格はエゴグラムの結果通りと感じたり、自分では気付かなかった面を知ったりと様々な反応がありました。また、ストローク(人と人とのふれあい)の大切さ、笑顔の大切さを学びました。

034日目の明治大学教授の諸富祥彦氏の講義では、リレーション(人と人とのつながり)、アサーション(自分も相手も大切にした自己表現)を、グループワークを繰り返しながら学びました。
4泊5日の長丁場の研修でしたが、みなさん「人間関係のプロ」としての自覚を持って、この講座の学びを保育に活かしていくのではないかと思います。

開催日程
平成29年9月21日(水)~22日(木)
開催場所
東京都・全国保育会館

012017年9月21日~22日の2日間で、保育カウンセラー養成講座第23回ステップアップが東京都台東区の全国保育会館にて開催されました。

「保育者のための家族カウンセリングの実際」と題して、NPO法人日本家族カウンセリング協会副理事長の長谷川啓三氏を講師としてお迎えし、保育カウンセラー資格取得者とステップⅢ修了者の計34名にご参加いただきました。

02同協会の理事長である杉渓一言氏は、保育カウンセラー養成講座の立ち上げ時期から長くお力添えをいただいている関係であり、副理事長の長谷川氏から「家族カウンセリング」についての講義を実際に受けられるということは、2日間と短い期間でしたが非常に貴重な体験となりました。

03長谷川氏よりブリーフセラピー(問題の原因を個人に求めるのではなく、コミュニケーションの変化を促して問題を解決・解消していこうとする心理療法)のワークを通して理論を学び、個人の問題は多かれ少なかれ家族の影響を受けているものであり、家族を1つのシステムとして見ることによって、システムの歪みを発見し、そのバランスを回復するためにどのように働きかけるのか、原因探しではなく今ここで起きている事柄に対してのアプローチを学びました。

これまでに学んだことない新しいカウンセリング理論として多くのワークショップを経験し、理論と技法を実践的に学ぶ内容の濃い2日 間となりました。

開催日程
平成29年7月10日(月)~14日(金)
開催場所
長野県・茅野市

12017年7月10日~14日の5日間で、保育カウンセラー養成講座第23回ステップⅢが長野県茅野市のエクシブ蓼科にて開催されました。梅雨時にも関わらず心地よい風が吹くリゾート地で、58名の参加者の皆さまとともに、4泊5日の研修を行うことが出来ました。

白梅学園大学教授の長谷川俊雄氏による「保育ソーシャルワーク」の講義では、子どもの貧困から社会情勢を通して、今の子どもたちがどう生きにくくなっているかを知ることの必要性、生き辛さを抱えている子どもたちが生きていく中で原点となる保育園の重要性について最新の情報を踏まえてご講義いただきました。また、保育カウンセリングは問題が起きてしまう前に予防的に行うものであるのに対し、保育ソーシャルワークは起きてしまった問題へ対応するものということで、実践技法の演習も行いました。

2淑徳大学准教授の齊藤崇氏による「保育カウンセリングトレーニング」では、ステップⅠで学んだことを丁寧に振り返りながら、保育者に何故カウンセリングが必要なのか、職場でストレスを抱えないためには何が大切かを学びました。講義の中で、「管理者がこの講座を学ぶと園の経営に役に立つと思う」というお話しがとても印象的でした。

3多摩心理学研究所所長の清水幹夫氏による「成長指向の保育カウンセリング」では、保育現場での様々な出来事や問題を成長に繋げる考え方や方法を学び、後半は「自己生成プロセスワーク」というグループワークを行いました。自己生成とは、たくましく生きる力を育成することであり、私たちが保育を通して自己生成することの大切さを考えるきっかけとなりました。

素敵な講師陣からレジュメに沿って丁寧に進められた内容の濃い講義を受けることができ、充実した研修会でした。受講生からはこれからも学び続けたいという力強い感想をいただき、学び続けることの重要性を深く感じた講座となりました。

開催日程
平成29年6月19日~23日
開催場所
滋賀県・米原市

12017年6月19日~23日の5日間で、保育カウンセラー養成講座第42回ステップⅡが滋賀県米原市で開催されました。ステップⅠを修了し、今回参加された方は46名でした。
初日はオリエンテーションの後、静岡大学准教授の井出智博先生による「保育カウンセリングの理論と技法Ⅲ-ロジャーズのカウンセリング理論-」の講義でした。

2日目の午前中は初日に引き続きロジャーズの理論について学び、午後からは「演習Ⅱ・傾聴トレーニング」の講義で、これまで学んだことを活かしながら演習を行いました。 

2◎カウンセリング…その人がもともと持っている力を発揮できるようにすること、その人がその人らしくいられるように援助すること。ロジャーズはそのためには、自己実現傾向が発揮されるような「条件」を整えればよいと考えた。

3日目の「保育カウンセリングの理論と技法Ⅳ-交流分析-」の様子です。講師はCHR研究所所長の小山田治子先生です。交流分析の哲学は「人は誰もがOKである」「人は誰でも考える能力を持っている」「人は自分の運命を決め、その決定は自分で変えることができる」です。これらをもとに、5つの心の働きである自我状態やストロークを学び、午後からは『こんなとき何と言いますか?』という演習を行いました。

34日目は「保育カウンセリングの理論と技法Ⅴ-アサーション-」です。講師は明治大学教授の諸富祥彦先生です。

午前中は、2人1組または4人1組のグループで、自分の長所を見つけけたり、自分や他者を動物や花、色などに例えると何か?などのイメージを深めたりしました。また、自分も相手も大切にした自己表現である「アサーション」を学び、アサーティブな関わり方を、3種類の対人行動を通して演習を行いました。

446名の受講生は、交流分析やロジャーズの理論に触れ、そして多くの演習を通して「自他を理解する・自他を受容する」という学びの一歩を踏み出しました。

開催日程
平成29年5月22日(月)~26日(金)
開催場所
長野県・軽井沢町

12017年5月22日~26日の5日間で、保育カウンセラー養成講座第65回ステップⅠが長野県軽井沢町のエクシブ軽井沢にて40名の方に参加いただき開催されました。5月末の軽井沢にしては、少し暑さを感じ、浅間山もきれいに見え、室内での講座がもったいない位の気持ちの良い天候でした。受講者は4泊5日の長い研修ということで、適度に緊張した面持ちでの参加となりました。

緊張感のあるスタートではありましたが、初日のコミュニケーションに関する演習、懇親会などの講座が進むにつれて、同室の方だけでなく、多くの受講生と打ち解けて進んでいきました。

3日目の夜に開催されたトーク広場では、普段関わることの少ない他県の保育園の話題や情報交換等で盛り上がり、トーク広場終了後もロビーで話し込む姿も見られ、個々の悩み、情報交換が十分に行われました。

講座後半は、保育から離れた普段とは違う生活に加え、自分の気持ちと向き合う演習に繰り返す中で、少し疲れがでてきた受講生も見られましたが、どの受講者も最後まで真剣に取り組み、講義終了後は5日間をともに過ごした仲間たちとの別れを惜しむ声や、ステップⅡ講座にぜひ参加したいとのありがたい声もいただきました。講座終了後に記入するアンケートでは、この研修で多くの気づきをこれからの保育の中で活かしたいとの多くのご意見をいただき、5日間での学びの深さを感じる講座となりました。

開催日程
平成29年2月23日(木)~24日(金)
開催場所
横浜市

今回は横浜市私立保育園連盟様のご協力を頂き、8回目となる異文化コミュニケーション・トレーニング・セミナーを開催しました。講師は、パワフルかつ楽しい講義とワークショップに定評がある鈴木有香先生(早稲田大学紛争交渉研究所招聘研究員)。

第21回保育国際セミナー 043「コンフリクト・マネジメント」というタイトルに参加者は「どんな研修?」と緊張気味の様子。しかし、そこは有香先生の研修。導入から本題へと進むにつれ、参加した先生方の表情がどんどん和らいでいきます。実際、体を動かしながら参加する「ウォーミングアップ」で緊張感も解け、参加者みなさんの良質な関係構築の始まり。人間関係作りのポイントは、違いをクローズアップさせるのではなく、共通点を見つけ出すこと。その大切さに気付く時間でした。参加者アンケートには「期待をはるかに超えました。『研修』という堅苦しいイメージとは全然違いました。楽しみながら参加できたので、自然と体に入り込む感じでした。」とありました。

講義は進んで「POWER(パワー)」について。与えるパワー、貰えるパワー、いろいろなパワー。参加者は有香先生の講義にしきりとうなずいています。パワーをポスター表現する「芸術活動」。このポスター制作にもさまざまな仕掛けが施されます。

第21回保育国際セミナー 062参加者からは「本来の自分がさらけだされたように思えた」とか「どれも関心を持てましたが、やはり保育の現場としてはポスター作りの中でそれぞれ違っても素晴らしものができるということです」などの感想が寄せられました。みなさん、自分自身を振り返る良い機会となったワークショップ参加だったようです。

研修2日目は異文化シミュレーション体験「エコトノス」。「それぞれの集団には文化があります。文化とは集団に共有されているいろいろな約束事の総体です。」(研修資料より)。その約束事の違う集団が交渉を始めたら、どのような事態が起こってしまうのでしょうか。このワークショップを通じて、文化の違いから生じる驚きや葛藤を体験したようです。

参加者アンケートから「文化や価値観を統一することできないけれど、それを少しでも近づけるために、たくさん話をすることが大切だと思った」「人それぞれの感じ方や考え方があると理解していましたが、文化・格差となるとまだまだ勉強が足りないと思いました。まずは相手を知るということがいかに重要かを学びました」。多文化共生の難しさを疑似体験しながら、参加者一人ひとりがたくさんの気付きと学びを得ました。

第21回保育国際セミナー 074本研修に参加した先生方からは、「本当に参加して良かったです。凝り固まった考えから脱出していき、柔軟な考えができるようになりたいです」「保護者対応のとき、いろいろな場面で使ってみようと思った」「頭でっかちな上司にならないよう、頑張ります」「楽しく笑い続けたセミナーでした」「頭も使ったが、体験を通していろいろと学べたので忘れない」などポジティブな感想をいっぱい頂戴しました。

「次年度、他職員に参加してもらおうと思います」「たくさんの方にこの研修に参加していただけたら良いと思います」「このような研修の機会をさらに増やしていただけるとありがたい」等、本研修の次回開催に期待を寄せて頂きました。職場内の良い人間関係づくりこそ、子どもたちが健やかに成長発達する人的環境と言えるでしょう。

(保育国際交流運営委員会委員 中山利彦/新宿せいが子ども園)

開催日程
平成29年1月16日(月)~20日(金)
開催場所
和歌山県・白浜町

平成29年1月16日から20日にかけて、保育カウンセラー養成講座第64回ステップⅠを和歌山県白浜町で開催しました。

様々な体験学習を通して、保育カウンセリングの基礎を学ぶことが出来ました。

3日目には、白百合女子大学の大野祥子先生より「家族関係の心理学」の講義を受けました。今の家族がどのような状況にあるのか?その状況を作った背景は何か?私たち保育者が支援をするうえで必要な知識を得ることが出来ました。

今年度の本講座はこれで終了となります。来年も一緒に学びましょう。

保育カウンセラー養成講座 2017年度開講案内ダウンロード

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開催日程
平成28年11月9日~11日
開催場所
新潟県・万代シルバーホテル

01 11月9日~11日新潟万代シルバーホテルにて、東京家政大学の那須信樹先生、篠原保育医療情報専門学校の鈴木健史先生、諏訪保育園園長の島本一男先生、大妻女子大学の岡健先生を講師にお迎えし、保育の記録について学びました。

 02初日は那須先生の、日常の記録を活用して保育の質を上げる記録のあり方や、園内研修のあり方のお話を聴きました。二日目は、鈴木先生がファシリテ―タ―となり、保育の中で大切にしたい価値を各グループで文字や絵で表現し、聴く・伝えることの大切さを意識しながら共有し合いました。その後、島本先生が保育園で実際に活用されている記録を通して、集団で活動する指導計画ではなく集団をつくる指導計画の必要性を学び、各グループで計画書を作成し、共有しました。

 03最終日の岡先生は、保育の中で振り返るものとして位置づくための記録のあり方や、記録を活用した園内研修のあり方についてお話してくださいました。3日間を通して、「記録とは何だろう?」「何のために記録をするのか?」に立ち帰り、今の保育の質が問われる中で、保育実践を「見える化」していくためにどんな記録にすべきかをひとりひとりが考えさせられた研修でした。

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