公益社団法人 全国私立保育園連盟

活動報告

青年会議 第10回特別セミナー

開催日程
平成27年1月15日(木)
開催場所
東京都・浅草ビューホテル

01平成27年1月15日(木)浅草ビューホテル(東京)にて全私保連青年会議主催による第10回特別セミナーが開催されました。新しい保育制度を目前にひとつの節目となったこの度の特別セミナーでは、「保育と経営」~新たな時代!選ばれる園になるためには?~をメインテーマに、講演会、パネルディスカッションの二部構成で開催されました。

02第一部では、北野幸子氏(神戸大学准教授)による講演「保育マネジメント」~質の鍵を握る保育者の専門性~と題しご講演いただきました。

保育業界ではPRと説明責任が不十分である。保育の良さ、重要性、独自性を公共に理解して貰い、社会的認識を高めていかなければならない。黙っていても察して貰える時代は終わり、説明しなければやっていてもそれを認められない。選ばれる園になる為には、選ぶ側の力量の向上を図るこちら側からの啓発が必要である。その為にはドキュメンテーション等による保育の可視化が不可欠である。我々の弱点を分析し、課題をいただきました。

第二部では、コーディネーターに桑戸真二氏(株式会社福祉総研代表取締役)、パネリストに黒石誠氏(社会福祉法人夢工房理事長)、北野久美氏(あけぼの保育園園長)、脇淵竜舟氏(青年会議副会長)、第一部でご講演いただいた北野幸子氏が登壇しパネルディスカッションを行いました。

032003年度から2012年度まで毎年400以上の公立小中高校が統廃合され、これから特定の地域を除けば全国的に定員割れの時代を迎えます。その中で選ばれる園である為には何が必要かを考えるべく、それぞれの立場から具体的な取り組みを踏まえお話をいただきました。

選ばれるというのは、保護者からだけではない。保育士確保が難しいこの時代では、保育士からも選ばれる職場としての保育園でなければならない。また、保育者それぞれの得意分野を伸ばし、お互いが補える関係の構築。資格、待遇、業務実践内容はセットで考え、職場の意欲を高めるためのキャリアパスの整備も必要である。最後に「日本の次世代育成を担っているという覚悟を持てば、保育園、幼稚園、認定こども園の違いは無いのだ。」と締め括られた言葉が印象的でした。新制度を迎えるにあたり、これからの自分の指針を考えさせられるディスカッションとなりました。